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採血がもっと上手になりたいですか?
この記事では採血がもっと上手になる方法を紹介しています。
採血は実践あるのみですが、仕方が間違っていると上達に時間がかかります。
この記事を読むことで採血の失敗率が減ります。
今すぐ使える2つのコツを試せば苦手意識をなくせると思います。
Contents
採血が下手な人に共通すること
採血が下手な人は以下のような共通点があります。
・強引さが足りない
・血管が浮き出る方法を知らない
・練習が足りない
昔の僕はこの3つ全てダメだったので超下手くそでした。

先ほど挙げた3項目だけではあまりにも簡単に書きすぎたので具体的に書いていきますね。
強引さが足りない
ほとんどの看護師は駆血帯が緩すぎです。
駆血は血管を刺しやすい状態にするための超大事な手技です。
駆血がちゃんとできていればほぼ成功したも同然です。
採血が苦手な人はなるべく痛みを軽くしてあげたいと思って駆血も弱い人もいます。

採血する時は、これでもかっ!ってくらい駆血しましょう。そのくらいの気持ちで縛っても駆血が甘い人はたくさんいます。
同僚とか、家族とかに協力してもらって駆血の練習をしましょう。マイ駆血帯があると力加減も体が覚えるので買ってみてもいいかも。
このタイプは簡単だけど、金具部分がかさばるので面倒かも。力が弱い女性はこのタイプにするのもあり。
僕はシンプルにゴムだけのやつを使っています。なんだかんだこれが一番使いやすいです。
血管が浮き出る方法を知らない
さて、駆血が大事だよ。ってことは伝えました。
駆血が決まれば7割の人は簡単に採血できます。
しかし、残り3割はそれでも血管が出にくい人がいます。
そんな人には次のことを試すとほとんどの人は血管がでやすくなります。
手を温める
手を温めると血管が出やすくなります。
よーく考えればわかると思いますが、手が冷えていると循環不良となり、血液がうっ滞します。
その手を温めると循環がよくなり、うっ滞していた血液が心臓に戻ります。
あなたもお風呂に入っている時は体が温まって血管がブリブリ出ていますよね?それと同じです。
冷え切った手に駆血帯を巻いても血液がうっ滞してなかなか血管が出ません。
手の温め方
一番簡単な方法は、自分の手を握らせることです。
僕は自分の手を握ってもらいながら血管を探し、刺す血管のアセスメントが終わったら消毒して穿刺します。
僕は手がもともと温かいのでこの方法でいいですが、手が冷たい人は、温水などで手を温めたり、患者自身の手をホットタオルで温めるのもいいでしょう。
練習が足りない
先に説明した、
・駆血を強くする
・手を温める
この2つをやれば8割〜9割成功できると思います。
少なくともそれくらい成功できれば苦手意識もなくなり、採血業務も自信を持って行えます。
ここから先は経験を積んでいくしかないです。
失敗を恐れずチャレンジしましょう。
早く上達したいなら
最後に僕が本当に教えたい採血上手になるコツを教えます。
それは、集中し、横着しないこと。
とにかく集中しましょう。
あなたもこんな経験ありませんか?
左手で駆血してあまり血管が出なかったけど大丈夫と思い採血して失敗。
→反対の右手を駆血すると大きな血管があった。
この失敗例は
・集中していないから成功できるか判断を誤った。
・反対も見させてと言えばいいのに横着した。
この2つが原因です。
集中と横着しないことが成功率を限りなく100%に近づけるための方法です。
患者さんに針を刺す時は、強く駆血して、手を温めましょう。
それだけでも成功率は飛躍するのでそこから先は経験あるのみです!
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