.png?w=60&ssl=1)
一般的に電気代が高いというイメージが強いオイルヒーター。
しかし、我が家の場合オイルヒーターを導入する前後では電気代はむしろ安くなりました。

記事後半で実際に我が家の電気使用量を見ながら詳しく説明します。
Contents
オイルヒーターのメリット
オイルヒーターの適切な使い方を理解するには、オイルヒーターを使うメリットを知らなければなりません。
オイルヒーターのメリットは大きく分けて3つです。
①温風はでない
エアコンなどの暖房器具は空気を乾燥させます。
寝室のエアコンは寝ている時に顔に直接暖かい風を吹き付けます。すると口の中が乾燥し、ウイルスや雑菌が繁殖しやすい状態になります。これが風邪をひく大きな原因です。

オイルヒーターを導入して風邪をひかなくなったという僕の実体験も書いています。
【つけて寝るだけで風邪しらず】オイルヒーターは最強の暖房器具です!←こちらもどうぞ。
②やけどしない熱さ。
エアコンなどの暖房器具ではやけどをしませんが、電気ストーブなどの暖房器具では火傷を起こします。
特に小さいお子様がいる家庭では目を離した隙に手を触れてやけどする可能性があります。オイルヒーターはずっと触っていてもやけどしないぐらいの温度(70℃くらい)ですので、小さいお子さんがいる家庭にも最適です。
③実は電気代が安い!
意外なことに、電気代は安いんです!

適切な使い方をすれば今よりも安くなるのは可能です。
オイルヒーターの適切な使い方
オイルヒーターのデメリットは、使い方を間違えると電気代が高くなる。です。
適切な使い方を紹介します。これを知れば、電気代がグッと安く、なおかつ快適な暮らしになるはずです。
①大きな部屋には設置しない
イメージしてみてください。
30畳ある大きな部屋に小さく焚き火をしても部屋全体は暖まりません。
しかし、小さな個室で焚き火をすると部屋全体が温まりますよね?
このことを理解せずに大きな部屋にオイルヒーターを設置すると、オイルヒーターは設定温度にするためにどんどん熱を出します。これでは電気代がいくらあっても足りません。
②他の暖房器具を併用する。
オイルヒーターは部屋を全体を暖めるよりも、暖かい状態を維持することに長けています。
冷え切った室内をエアコンなどの暖房器具で暖めて、ある程度室温が上がった後にオイルヒーターを使うとより効率的です。
.png?w=60&ssl=1)
③窓際に設置する
部屋が寒くなる原因は窓際が冷えるから。窓は外気と通じる場所です。たとえペアガラスなどの、断熱性能が高いものでも窓から冷えて室内の温度を下げていきます。窓際に設置して窓自体を温めることで暖房効率が上がります。
.png?w=60&ssl=1)
④切るタイマーを使う。
オイルヒーターはその性能上、電源が切れた後もしばらく温かさが維持します。オイルヒーターの中のオイルが冷えて効果がなくなるまで約1時間くらいは効果があると言われています。
室内を冷やす大きな原因である窓もオイルヒーターが近くにあることで冷えにくく、室内の温度が下がりにくいです。
例えば、私は寝室で使っているのですが、起きる1時間前に切れるように設定しても部屋全体はまだじんわりと暖かいです。
オイルヒーターを導入する前後の電気使用量を公開します!
それでは実際に、我が家の電気使用量を見ていきます。
オイルヒーター導入前
オイルヒーター導入後
写真はオイルヒーターを導入していない2018年12月とオイルヒーターを導入した2019年12月で比較しています。
ここで注意!
①我が家はオール電化のため夜間の電気使用量が安くなるように設定しています。(2020年1月現在で1kwhあたり夜間13円、昼間25円前後)
②我が家は電気自動車リーフを購入しているので充電している日は電気代が高くなります。なので一般家庭よりも電気代は高い方だと思います。(現在妻と二人暮らし)毎月約8000円くらい。
2018年と2019年では40kwh電気使用量が増えています。
増えた電気使用量がすべてオイルヒーターが原因だったとしても、我が家では夜しか使っていないので40kwh×13円で約500円しか電気代は高くなっていません。
.png?w=60&ssl=1)
これには理由があります。
2018年はエアコンだけだったので、寝る前の2時間と、起きる前の1時間だけ暖房がつく設定にしていました。
オイルヒーターを導入した2019年は、最初の1時間だけエアコンをつけて、オイルヒーターは起きる1時間前までつけています。
.png?w=60&ssl=1)
エアコンをつけっぱなしで寝ている家庭がオイルヒーターを導入したら、我が家よりも電気代は安くなることは明らかですね。
オイルヒーターは特殊な暖房器具
ひとつだけ注意ですが、オイルヒーターに暖かさを求めてはいません。オイルヒーターを利用した私の感覚としては、あったかいではなく、寒くないけどどうしてだろう?くらいの感じです。
寒くないので途中で起きることもないし、エアコンのように喉を痛めません。
オイルヒーターにぽっかぽかの暖かさを求めると電気代は高くなります。

こんなかんじで使用しましょう!
まとめ
今回はオイルヒーターの適切な使い方とその電気使用量について書いてきました。
適切な使い方をするとオイルヒーターは電気代は決して高くない。むしろ安い。ということがおわかり頂けたかと思います。
.png?w=60&ssl=1)