看護師のしごと

男性看護師になってわかるメリット・デメリットを紹介します。

投稿日:2019年2月24日 更新日:

男性の看護師が増えてきているので最近では看護婦さんという言葉を聞かなくなってきました。それでもまだ男性が看護師になるのに弊害はまだまだあります。しかし、一方で男性が看護師になることで起きるメリットもあります。

男性看護師はどのくらいいる?

 

下のグラフを見ていただくとわかると思いますが、男性看護師の数は急激に増加しています。

僕が看護師になったのが2008年頃なのでそのころと比べると現在は2倍に増加していることになります。

引用元:マイナビ看護師:ナースぷらす

それでも女性看護師は約100万人いるため、比率で言えばまだ1割程です。男性看護師はまだまだ多いとは言えません。

 

男性が看護師になるメリット

 

①体力がある

男性看護師の就職先で多いのが精神科病棟です。精神科の病棟では危険行為のある患者さんに対して自分と患者さんの身を守るための体力が必要です。

一般病棟でも自分で動けない患者さんを抱えたり、重いものの持ち運び、高い場所にある棚の取り出しなど、男性ならではの力仕事や身長を生かした仕事ができます。

女性ばかりの職場なので、思っている以上に重宝されます。

 

②女性が不得意な分野に強い

これは個人差があると思いますが、女性はスマートフォンは扱えてもパソコンを扱うのは苦手だったりします。男性は機械の操作方法を覚えるのが得意ですので、新しい医療機器を扱う時や、電子カルテの操作時など、理系の分野(?)で女性の看護師よりも長けています。小さいころにゲームばっかりしてきた影響でしょうか?僕の場合、この部分は明らかに差が出ました。

 

③採血が上手

患者さんからすると意外なのは、男性看護師の方が採血がうまい人が多いです。

おそらく理由は空間認知能力の違いだと思います。

例えば車の駐車でも、一般的に男性の方が車庫入れが上手ですよね?日産のアラウンドビューモニターのように男性は客観的に車を認知しながら操作することができます。

採血も一緒で、血管を触って確かめ、目的の場所まで刺す。という行為は男性の方が優れています。

ではなんで男性看護師が下手なイメージがあるのでしょうか?

それは経験です。

最近になって増えてきている男性看護師。2008年に4万人だったのが2016年に8万人なので、全男性看護師の約半分はキャリア10年未満の若手です。

やはり経験がものを言う分野でもありますし、男性看護師の多くは精神科病棟勤務で採血経験がない人も多いので、やはり男性看護師は採血する人が少ない→採血が下手。という構図になってしまいます。

でも安心してください。普通に経験を積めば男性の方が採血は上手になります

※女性看護師のみなさんすみません。あくまで個人的な経験談です。

 

採血に関しての記事も書いています。患者さんの目線でも、看護師の目線でも必読です。

詳しくはこちら!

採血の失敗を防ぐ簡単で意外な方法!看護師、患者さんともに必見!

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④女性看護師よりも高収入

これは、職場によっても違いがあると思いますが、女性は結婚、出産、育児にてどうしても離職する可能性が高くなります。そのため、その職場で男性看護師が管理職につく風潮があれば、その地位に立つ確率がかなり高いです。実際僕も一応、管理職です。

管理職になれば当然給与も上がるので、女性看護師よりも給料や、退職金なども多くなる傾向にあります。

 

男性が看護師になるデメリット

 

①セクハラ問題

女性の看護師が男性に触れても何も問題ありませんが、我々男性看護師が女性に触れるとセクハラまがいになります

例えば女性の心電図をとる場合、若い女性は当然NG。じゃあ何歳からならとっていいの?という課題が出てきます。70歳を過ぎても美魔女みたいな人はいますので、一概に年齢だけで判断できないところはあります。

この男女問題のせいで業務に支障をきたすことが多々あります

男性看護師は患者さんから気に入られることが多いのですが、どうしてもこの男女問題が障壁となります。

 

②看護師の業務は女性っぽい仕事と思われる

そもそも看護師の仕事とは、療養上の世話や、診療の補助を行う者です。

例えば、療養上の世話は掃除から始まり、一人でお風呂に入れない人や、食事を摂れない人の介助などを行い、患者自身の自然治癒力を高めることをします。

これって、誰か身近な人でこんな仕事をしている人いませんでしたか?

そう、母親です。

どうしても看護師という業務の種類上、母親を想像して女性っぽい職業だと思う人もいるかもしれませんが、最近では男性も積極的に家事・育児に参加しています。

時代の変化とともに看護師の仕事=女性っぽい仕事という考えもなくなっていくと僕は思います。

 

③診療科が限定される

女性の肌が露出するような診療科には配属は難しいです。僕はどうしても女性の出産に携わりたい!と思うなら医師免許を取りに行かなくてはなりません。(笑)

先述したようにセクハラ問題があるので男性看護師の配属にはバランスが必要です。

なので、どうしても高齢者が多い療養系の病棟に配属されやすくなってしまいます。希望の診療科がある人にはデメリットかもしれません。

 

まとめ

以上、男性が看護師になるメリットとデメリットでした。

看護師は決して女性でしかなれない職業ではありません。昔と比べて男女差別が少なくなった今の時代。これからドンドン男性看護師の需要は増えていくと思います。アラサーの僕も特に看護師になったことに関して後悔はしていません。男性看護師を目指すうえで参考になればと思います。

  • この記事を書いた人

ぎんた

30代男性、趣味はサッカー。 看護師をやっています。 看護学校の非常勤講師としても時々講義に行っています。 授業以外の場所でもっと多くの学生に看護の面白さを伝えられたらと思っています。 授業じゃ話せないこともブログで書いたりしています。

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