インシデントを起こすと、不安から脳のパフォーマンスが落ちてしまいます。
過度に不安になったり、何度も同じ場面でインシデントを起こすと「また失敗するのでは?」と、感じて更にパフォーマンスが低下してしまいます。
インシデントを起こしたことを反省するのはいいのですが、それが失敗を繰り返す原因になってはいけません。
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失敗は成功のもと
失敗は成功のもとです。
どんなに優れた人でも一回ぐらいは大きなミスはやってしまいます。
そのミスを成功のための材料として、「なるほど。このやり方だとミスがでるな。」と、分析していくことが重要です。
失敗は成功するために絶対に必要な材料なので、失敗にくよくよするくらいなら、失敗しないためのスキルや知識を身につけましょう。
医者はインシデントをおこさない
Drは医学知識が看護師と比べようがないほどあります。
医学の基礎知識が多いと、当たり前ですが医療行為の必要性がわかるので間違えません。
それに比べて看護師は、必要性もわからずに「医師の指示だから」という理由で実施する人も決して少なくないです。
あなたが看護師としてミスを起こしたくなければ、豊富な知識をつけることが重要です。
インシデントが怖くて業務から避けるよりも、どんどん新しい知識を吸収する姿勢を身に着けましょう。

人間は忘れるから強くなれる
人間の脳は、忘れることができます。
実は忘れることができるから人間は成長できるのです。
若くして親を亡くした人は全員、悲しみで今も仕事ができていませんか?
ほとんどの人はそのかなしみを乗り越えて次のステージに向かっていると思います。
インシデントもくよくよせずに、次のステージに向かわなくてはなりません。
しかし、失敗したときのことを何度も何度も思い出すと、失敗したこと自体を記憶に強く結びつけてしまいます。
ショックだったことはなるべく避けるようにしましょう。
でないと、トラウマのように何回も思い出し、同じような場面に遭遇すると普段出せるはずのパフォーマンスがビビって出せなくなります。

失敗しても、切り替えて「次は絶対間違えないぞ!」という気持ちを作るほうが大事です。
ポジティブに考えることの強さ
ポジティブに考えれることは看護師人生にとって強みになります。
ここで言うポジティブとは失敗したことに対して、「まぁ、次はどうにかなるやろ〜。」という考えではありません。
「次は絶対に失敗しない。自分ならやれる!」という、自分を成長させる考え方です。
このようなポジティブマインドは、頭の中に余計なゴミがありません。余計なゴミとは、失敗を恐れて前に進めない雑念です。
ただひたすらに、自分のなりたい看護師像を目指して突き進む。
そんな目標があるとポジティブに看護ができます。
まとめ
インシデントは恐れてはいけません。
もし起こした場合は、何故起こしたのかしっかりと原因を追求します。ここを逃げているとまた繰り返してしまい、どんどん自己肯定感が低くなってしまいます。
次はやらないぞ!という気持ちで徹底的に原因や行動背景を分析していきましょう!
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