看護師国家試験、准看護師資格試験の勉強で、やってるのになかなか点数が上がらない。そんな経験がありますか?
この記事では、勉強をしなくてもテストに強くなる「基本的なテスト力」を紹介します。
テスト力がつくと、知識がなくても点数アップにつながるので、闇雲に勉強する前にまずはしっかりと紹介する4つのテクニックをマスターしてくださいね。

Contents
問題の形式に慣れよう
試験問題はシンプルです。
その文章があってるか間違ってるか。
これをひたすら判断していくだけです。
なので、暗記する必要がないものもあります。
例えば必須アミノ酸。
イソロイシンは必須アミノ酸の1つである。
このような問題がでるとします。必須アミノ酸は、下記のとおり。
・ヒスチジン
・ロイシン
・バリン
・トリプトファン
・リジン
・スレオニン
・フェニルアラニン
・メチオニン
・イソロイシン
すべての名前を暗記しなくても、文章中に名前が出てくればそれが必須アミノ酸かわかれば問題は解けます。
つまり、全てを暗記することに労力をつぎ込むなと言うことです。
試験問題は◯か✗の問題しかありません。記述も面接も無いです。
知ってればOK。覚えなくても大丈夫です。

◯✕を間違えるな!
ケアレスミスをなくすのも有効です。僕は現役時代に1回のテストで2〜3問ケアレスミスをしていました。ケアレスミスとは、注意していれば防げたミスのこと。例えば、「誤っているものを選べ」の問題で、正しいものを答えたり、「正しいものを選べ」のときに誤っているものを選んだりすることです。
問題を解き始めた時は「誤っているものはどれか」と、わかっていても間違えてしまうものです。
例えば、1つの問題で4つの文章問題があります。
そのうちの1問が「正しい文章」であった時は他の3問が「誤りの文章」と錯覚してしまうこともあります。

間違えないようにする対策は?
下の写真を見てください。
これは現役時代の僕の解き方を再現したものです。
まず設問の、
・適切なものか
・適切でないものか
この2つは必ず鉛筆等でチェックを入れましょう。

もう一つは、文章の横に◯✕△を記すこと。
文章があってるなら◯、間違えてるなら✗、わからない時は△です。
これをやると、適切でないものを選ぶときに✗が2つあるのはそもそもおかしいのでケアレスミスの防止なります。
消去法マスターになろう
さっきの続きになりますが、△同士でトーナメント決勝にいかせるのもいい方法です。
例えば適切でないもの選ぶときに、1つは適切なものを見つけれたけれど、不適切なものがわからない時は、残り3問は△の状態になりますよね?
4問で消去法するよりも、3問で消去法をしたほうが正解率は上がります。△を2問に減らせたら正解する確率50%です。

試験問題の作り方を理解する
試験問題を作る側になって思うことがあります。

聞いたことがあるような難解な用語を混ぜて、正解の文章を間違った文章に変えることが多いです。
誤りのある文章を作るにはキーワードの単語を変えるような作り方をします。似たような意味の言葉を使うか、難しくて聞いたことが無いような単語を使いがちです。
どうしてもわからない時は、難しい単語が多いほうが誤っている方という判断をしたほうがいいかもしれません。
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