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新型コロナウイルスが流行し、色々な種類のマスクや、フェイスシールドが出てきました。
その中で個人的には「コレってちょっとどうなの?」と思うようなものもありますので、医療従事者としての正直な感想を書いていきます。
この記事を読めば、 TPO に応じたマスクの使い方ができ、より効果的で経済的な使い方ができると思います。
Contents
不織布マスクを軸に使い分けよう!
マスクは大きく分けて不織布マスク、ウレタンマスク、布製マスク、フェイスシールドこの四つに分かれます。
ウイルスから身を守るためには不織布マスクが一番効果的です。
しかし不織布マスクは主に使い捨てであり経済的にも環境的にもあまり良くありません。なのでウレタンマスクや布製のマスクを併用しながら使い分けていくことが望ましいと思います。
マスク別の効果とは?
まずはマスク別の効果について見ていきます。
ツイートにまとめています。
病院受診するときは不織布。
日常的にはウレタンや、布マスク。
フェイスシールド単品は意味なし。マスクの選び方は? ウレタンは性能劣る【素材別の比較結果】 https://t.co/72zeWKgxC8
— アガル@習慣の鬼📚 (@agarubon) December 16, 2020
不織布マスクが一番性能がいいです。
しかし、毎日同じマスクを使っていると逆にウイルスや菌の温床となり感染源となってしまいます。
不織布マスクは基本使い捨てと考え、使用するのが望ましいでしょう。
各マスクの特徴
各マスクの特徴を書いていきます。
①不織布マスク
不織布マスクは性能にばらつきはあるものの一番信頼性が高いマスクです。密になる場面や、病院受診などリスクの高い場面に遭遇する場合は不織布マスクが一番良いです。
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このような意見もあると思います。
そんな時はマスクを入れるカバーが売ってあるので、その中に不織布マスクを入れて鞄の中に忍ばせておくのが良いでしょう。
②布マスク・ウレタンマスク
布マスクもウレタンマスクも、洗うことで複数回使用できるのがいいところ。経済的な面で優れているので併用するのは賢い選択です。
しかし先ほども言ったように突然の満員電車など予想していない密の場面がでてきます。その時は不織布マスクに変えるのがいいでしょう。
ファッション性で優れているのはウレタンマスクだと思います。布マスクはどうしても顔がぽてっとした印象に見えるので、太って見られやすいと思います。ウレタンマスクをつけるならグレーや黒紺色と言ったダークカラーをつけるのがいいと思います。
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③フェイスシールド
これは一般の方が買う意味はないです。
もちろん不織布マスクと併用すれば効果はありますがフェイスシールドの単品では効果はゼロに等しいと思います。 口だけを覆うようなシールドもありますが、あれも何の効果があるのかさっぱりです。
アンジャッシュの渡部さんが会見の時につけていましたが、吐息で白く曇るので、個人的には気持ちいい印象はありません。
マスクをつけることの意味
誤った認識でマスクを着けている人がいます。例えばこちら
・口だけ隠して鼻が出ている
・喋らなければマスクしてなくても良い
・口と鼻を覆えば大丈夫
これらは全部間違いなので一つずつ説明していきます。
口だけ隠して鼻が出ている
鼻毛はウイルスから身を守るため生えています。ウイルスが侵入しやすい環境にあればあるほど感染するリスクが高まります。
マスクをする時は鼻と口がしっかりと思われていることを確認しましょう。

喋らなければマスクをしなくても良い。
喋らなければ自分のウイルスを外にはことはないかもしれませんが、鼻での呼吸で外にあるウイルスを吸入することになります。
口と鼻を覆えば大丈夫。
マスクさえしてれば完璧と思っている人もいますが、実は目をこすったりすることで目からの侵入も考えられます。
このような状況を防ぐためにも目をこすらないような習慣をつけるのが大事です。 簡単な方法はゴーグルなどの目を覆うものをつけるのがいいでしょう。
まとめ
マスクの使い方は、人それぞれですがウイルスから身を守ることを考えると、 TPO に応じて不織布マスクを使うことが望ましいと思います。まだまだ続くコロナウイルス対策をしっかりと行なって未曾有の感染症に打ち勝ちましょう!
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