モノマネが上手な人は器用な人が多いです。
表現力が豊かなだけでなく、「この人のこの部分は僕に似ている。」「この部分は私にも表現できそうだ」と、自分を客観視しすることに長けています。
自分を客観視できることが、モノマネが上手な人は急成長する理由です。
すべての想像はなにかの模倣である
すべての想像はなにかの模倣である。という言葉があります。
僕がいいたいことの本質はこのツイートです。
強くなりたいなら真似をしよう。
なぜなら全ての想像は何かの模倣だから。例えば、ニトリ。
ニトリは手が届かない人気の商品を模倣して売り出すのが得意。
模倣とはいえど完成度は高水準で価格は安く。このようなニトリらしさをプラスする。安くできるのも立派な技術。まずは真似から始めよう!
— アガル@習慣の鬼📚 (@agarubon) December 7, 2020
ニトリは、すでに人気がある商品を真似して新しく作り直し、より低価格でお届けするというようなコンセプトで大成功しています。

人気が出そうなものを作り直して、より良いものを作るという文化が日本を支えています。
これが真似る力だと思います。
車輪という大発明
車輪を発明した人はすごいですよね。
一度押してしまえば、簡単な力で動かすことを可能にした車輪。
こんな優れたものをを開発してしまったら、これ以上のアイデアはおそらく出ません。
しかし、一方で車輪に代わる発明をすることに力を注ぐ人もいるわけです。
車輪の発明にあらがうことなく、より優れた車輪を発明することに注力した方がいい。真似が上手な人はすぐにこの考え方ができます。
未開発のものを作る必要はない
まったく新しい物は今の時代は作れないと思います。
しかし、すでにあるAと、昔からあるBをかけ合わせることで新しいものを作ることはできます。
「Aの模倣だ!」とか、「Bの著作権を侵害している!」などという声があがりそうです。
しかしそれは、全く模倣ではありません。
Aという作品とBという作品のアイデアを使って新しいCという作品を作ればいいのです。
車輪の例で考えます。冬場の雪道でタイヤがスベるなら、どうしたらいいでしょうか。
車輪の形を変えるというのは無理。
なのでモノマネが上手な人は原型はそのまま残し、溝が深いスタッドレスタイヤを作ります。

真似する力
真似をするとは、学ぶことです。
もともと「真似る」と「学ぶ」はマネブという同じ語源の言葉だそうです。
勉強は、
①知る→②覚える→③やってみる→④評価する
このようなサイクルで回っています。
これでみると、真似るは「③のやってみる」とほぼ同じですね。
真似するから学ぶことができます。
世界にはやっておくべきことは山ほどある
真似すれば学ぶことができる。
学ぶことで人間は成長できますから、まずは真似ることをやればいいわけです。
わかりますか?
A=Bで、B=Cなら、A=Cである。というのと同じ。
真似をすれば成長できるということです。
それでは質問です。
成長できるアイテムで誰もが知ってる超有名なものはなんでしょうか?
それは本です!
本は自己成長するためのたくさん知識が詰まっています。
なにか新しいことを作り出さなくても、先人の知恵を借りてそれを自分なりにブラッシュアップすれば、新しいものが作り出せます。
真似ることが人を急成長させていくのです。
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