僕は看護師で、13年目。外来の管理者をやっています。
看護協会への勧誘は看護師免許取得時から何回もされていますが、毎年断っています。
その理由は入っても意味がないから。
そんな看護協会に熱心に入れようとする人がなんでいるのか。このようなテーマで記事にしていきます。
Contents
看護協会への加入は任意
看護協会に入りたくなかったら、入らなくていいです。もちろん、研修の費用が少し安くなるなどのメリットはあるので、職場からその分の手当てがあるのなら入る方が望ましいです。
あなたの職場で、看護協会への加入の手当てがないのなら、はっきりと「入るつもりはありません。」と答えてもらって大丈夫です。
こんな感じで断ります。
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看護協会には管理者の一部が入っていれば問題ないと思います。
管理者のエゴで、「〇〇病院の看護師さんは意識が高くて素晴らしい」などと言ってもらいたいだけ。
それに見合った協会活動をしてるなら入りましょう。
だらだらと活動している協会の既得損益に自分たちのお小遣いを使う必要はありません。
巻き添えを作りたくてやってる
心理学用語でサンクコストバイアスという言葉があります。
埋没費用という意味で、今までかけてきたお金を無駄にしたくないという気持ちから生じる心理です。
看護協会に入る人は、ほとんどの人が看護師免許を取った時や、入社時に勧誘させられて入ります。
それからは毎年約1万円以上の会費を取られます。
そうすると協会に入っていない人のことがムカついてきます。
協会に入っていることがいいことだと盲信してる
もう一つ心理学用語で、認知的不協和という言葉があります。
すごく簡単に言うと、自分の都合がいいように解釈するというです。
例をあげます。
挨拶をしたのに親友が挨拶を返してくれなかった時は、忙しかったのだろうと思い、嫌いな人が挨拶返さなかった時は、「やっぱりあいつはダメなやつだ」と解釈します。
どちらも同じように自分に気づいていないだけかもしれないのに、自分の考えに合わないものは、都合のいいように捻じ曲げる性質があるのです。
看護協会もそれと同じ。
何年も年会費を払ってコストをかけているので、無駄なはずがないと認知してしまっていることが問題です。こうなるといくら協会に入るのが無駄なことだとしても、自分の都合のいいように解釈しているので「看護協会に入ることはいいことだ」「意識が変わるきっかけになる」などといった、境界を妄信するような発言をするようになります。
こうなると末期症状です。
入ってよかった。と思うメリットを聞いてみる
試しに入って良かったと思っている看護協会の看護師にメリットを聞いてみてはどうでしょうか?
あまり入りたいなと思うようなメリットを言ってこないと思います。
それは言ってる本人も言いながら薄々気づいてはいます。
しかし今までかけてきたお金や、時間を考えると、「入ったほうがいいに決まっている」という考え方に変わっていきます。
日本看護協会がやばすぎる
最後に看護協会はちょっとやばいです。
認定看護師や新人の看護師の育成に力を入れたいのは分かりますが、ジャニーズからの5億円の寄付金を使ってコロナ対策をせず、認定看護師や、看護師養成所のシーンに使うと公言しています。
これには Twitter 何もプチ炎上しているのですが、それに対する撤回のコメントありません。
自分も看護師でありながら看護協会がちょっと終わってることに失望しているところです。
詳しくはこの記事をご参照ください。
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