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このような疑問があると思います。
チャンピックスを使用すると多くの人が禁煙できます。
しかし、ほとんどの人がまた喫煙者に戻ってしまうというデータもあるんです。
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なぜチャンピックスでも禁煙失敗するのか?
結論から言うと、タバコの身体的依存はあまり強いとは言えません。
なぜなら、喫煙者は飛行機に乗っている間や、睡眠中などは喫煙せずに平常な状態でいられます。
なので、チャンピックスのような薬を使って身体的な依存を抑えてもあまり意味は無いのです。
そもそもの習慣的になっている欲求に打ち勝つことができなければ、禁煙補助薬がなくなったら再度喫煙してしまいます。
チャンピックスとはなんだ?
チャンピックスとはバレニクリンという一般名のお薬です。
この薬には、ニコチンの代わりに脳内のアセチルコリン受容体に結合する働きを持っています。
この働きのおかげでタバコを吸っても美味しくないし、吸わなくても「吸いたい」という気持ちが起こりません。
画期的な薬です。
この薬を使うと、85%もの人が禁煙に成功したというデータもあります。
チャンピックスで失敗する人の数は?
チャンピックスを使って禁煙できたものの、一年後のデータを追いかけたら、約7割の人は喫煙者に戻ってしまった。というデータもあります。
禁煙外来に通っても、1年後に禁煙できている人はほんの一握りだということです。
禁断症状から逃げるな
タバコがなくなったときにでるイライラ感などの禁断症状は、チャンピックスを使えば確かになくなります。
しかしそれはタバコを避けているだけ。
1年以上タバコから逃げたとしても、目の前にタバコを吸えるチャンスが来ると吸ってしまいます。
いちばん大事なのはタバコを吸わなくても「普通に生活できる」経験を積み重ねることです。
コレができないと長期的な禁煙は難しいのです。
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