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ちょっと買ってみようか。と冒険はできないなぁ。
そもそも、歴史的に浅すぎじゃない?

僕は2017年から新型リーフに乗っているバンブーです。
お悩みパンダのように、電気自動車に対して気にはなってるけど、
なかなか購入に踏み切れない人はたくさんいます。
実はガソリン車よりも電気自動車の方が先に実用化された。って知ってました?
この文章を読むことで、電気自動車についての歴史を知ることができ、
一気にEV(=電気自動車)の信頼性が高まると思います。
Contents
電気自動車とガソリン車のあゆみ
世界で初めて作られた自動車は諸説ありますが、
1801年にイギリスで作られた燃料が石炭の蒸気機関車でした。
次に作られたのが電気自動車。
1873年にイギリス人のロバート・ダビットソンが製造したと言われています。
一方でガソリン車は1885年。
高価であったため普及にはいたりませんでしたが、
このガソリン車の基盤を作ったのがカール・ベンツ。
後のメルセデス・ベンツの基盤を築いています。
1899年に時速100kmを超える電気自動車が完成しました。
ここまではガソリン車よりも、電気自動車がリードしていたのです。
EVか、ガソリン車か。
この戦いに終止符を打ったのがヘンリー・フォード。
フォード生産方式という流れ作業を1900年初頭に開発し、
ガソリン車を大量生産できるようになりました。
電気分野に精通していた3人
・ヘンリー・フォード
・フレデリック・ロイス
・フェルディナンド・ポルシェ
現在の自動車会社名であるフォード、ロールズロイス、ポルシェの3人ですが、
実は全員が電気との関わりがありました。
フォードはエジソン電灯会社に勤めており、
エジソンの支援にて自動車会社を設立。
ロイスはもともと電気商。しかし経営難のため撤退。
航空機、自動車の先覚者であったチャールズ・ロールズと共同でロールズロイスを創立。
ポルシェはウィーン工科大学電気工学科を卒業後、
電気自動車ローネルポルシェを設計しています。
このように、今の自動車業界を支える3人のパイオニアも
最初は電気の分野で精通していました。
バッテリーの問題で、ガソリンには勝てずに撤退してしまったのです。
電気自動車を変えたリチウムイオン電池の実用化
電気自動車の普及しなかった最大の原因はバッテリーでした。
ずっと鉛バッテリーという種類のものを自動車産業では使用しており、
その鉛バッテリーを使った電気自動車は
一回の充電で走行できる距離は50kmだったとか。
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ここで登場したのがリチウムイオンバッテリーです。

リチウムイオン電池が2019年からさらに有名になったよね。
これからさらに電気自動車の時代になるよ!
90年代初めにソニーや旭化成などにより開発され、
98年に日産からルネッサEVが登場。
一回の充電で走行できる距離を230キロにまで伸ばします。
リチウムイオンバッテリーと言えばノートパソコンなどに使われており、
かつては発火の原因となっていました。
しかし現在では改良され、
電気自動車ではコンピュータ制御により過充放電させないようになっています。
EVはバッテリーさえユーザーが満足できれば普及する。
もともとは電気自動車の方が先に自動車産業として実用化に成功しています。
ということは、
無の状態から自動車を作るときに
一番シンプルだったのが電気自動車であったということですね。
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ガソリン車は普及することなく電気自動車が発達していたかもね。
電気自動車が普及しなかった理由はバッテリーただ1つ。
もしもあなたが、
1日の走行距離が200kmを越すことがほとんどないドライバーなら
リーフの購入を検討していいと思います。
充電スポットの問題などまだまだ不便なところがありますが、
実は作りがシンプルな電気自動車。
そのため故障も少ないです。
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