DHCのヤケクソくじが話題になっています。
結論から言うと、社長の思惑通りのいい話題作りにはなったと思います。
しかし、それは同時に一部の偏ったコアなファンを作っただけに過ぎず、逆効果なのではないかと感じています。
この記事では人種差別的な表現で話題を作ったDHCのヤケクソくじついて個人の見解を述べていきます。
Contents
撤回するべき大失敗のヤケクソくじ
まずは、ツイートから。
DHCのサプリは「安くて安心」
これが一般消費者のイメージであり、サプリメント=DHCくらいブランド化してる。
今回のヤケクソくじのページを見てる限りでは、サントリーに売り上げ高で負けているのが悔しくて、差別的な表現してる感じ。
これじゃ子どものケンカ。#差別企業DHCの商品は買いません— アガル@習慣の鬼📚 (@agarubon) December 15, 2020
最初に個人的な見解です。ヤケクソくじがなぜ話題を作っているかは後述します。
DHCが長年続く「安くて安心」のブランドであるため、今回の差別的な表現で炎上させてしまったことに対しては大失敗だと思います。
DHCが「安くて安心」のブランドであるというとことがポイントです。「安くて安心は」広く認知されて、サプリメントならまずはDHCという選択肢をしてくれる消費者の数を差別企業というイメージでガッツリ減らしてしまう結果になると考えられます。

ヤケクソくじって何?
前後しましたが、ヤケクソくじがなぜ話題を集めているか。ポイントはこちら
・売上高の1%をくじという形で還元する「ヤケクソくじ」を始めた。
・DHCは原価ギリギリの価格で頑張っている。もっと認知されたい。
・サントリーは、DHCが500円で売れるもの5000円近くで販売している。
・サプリのシェアは圧倒的にDHCが1位なのに、売上高1位のサントリーばかり取り上げられる。
・サントリーはCMにはコリアン系の日本人ばかり起用し、商品の見栄えよくするために高額な投資をしている。
全文知りたい方は、DHCのページへどうぞ。
だいたいDHCが言いたいことはポイントとして挙げれていると思います。

DHCは大衆向けのサプリブランド
薄利多売がDHCのやり方だと個人的には思うので、いいものを安く販売することを継続する。これだけでいいと思います。
確かにサプリメントは栄養補助食品なので、飲まなくても大丈夫ですよね。
その自己満足的な商品に高額突っ込もうが、安価で抑えようが消費者の勝手です。
安かろう悪かろうというイメージはどうしてもあります。
結果として、DHCよりもサントリーを選ぶ人も当然いるでしょう。
サントリーと対抗したいなら別の戦略があるのでは?
それならDHCでプレミアムサプリを作ればいいだけだと思うのですがどうでしょう?
安く作れるのを原価ギリギリで販売したいDHCの企業努力は素晴らしいです。
しかし、サプリメントという商品の特性上「高いもの=安心で、質のいいもの」というイメージはつきますよね。
消費者を騙すわけではないですが、自信のある商品は少し値段を上げてもいいんじゃないでしょうか?

まとめ
今回のヤケクソくじは、全く関係のないところで差別的な表現をしてしまい、炎上させてしまいました。
DHCの商品の良さを広く認知するための社長の思惑通りなった一方で、商品のブランド価値を落とす結果になってしまったのではないかと考えています。
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