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このような疑問がありますか?
結論から言うとワクチンをうっても、感染はします。
ワクチンを接種すれば「もう安心!」と思っている方が多いようなので、この記事ではワクチンの基本的な考え方について書いていきます。
Contents
ワクチンはシートベルト
このような記事が拡散され、恐怖を煽っているように見えたので、まずはワクチンの考え方から。
【ワクチンはシートベルト】
ワクチンの効能を報じたい気持ちは分かる。じゃあ、インフルエンザはどう?ワクチンを接種したのに感染した人はゴロゴロいるよ。ウイルスがいる限り感染は避けれられない。
ワクチンは発症した時に重症化を防ぐシートベルトと考えよう。— アガル@禁煙コーチ (@agarubon) December 30, 2020
ワクチンの狙いは、もし感染したときに症状を弱くする効果があること。
車のシートベルトと同じで、重症化を防ぐの目的です。
接種すれば感染しないわけではありません。
ワクチンはどんな働きをするか
もともと私達の体の中には体を守るための免疫システムがあります。この免疫システムがあるから、病気をしても自然治癒力で治ります。
しかし、体の免疫システムは反応が遅く、ウイルスと戦うための武器を作るのに何日もかかってしまうのです。
武器を調達できるまではウイルスはどんどん増殖して増えていきます。
これが感染して発症するまでの、おおまかな流れです。
【DNAワクチン】アンジェス産ワクチンは本当に安全か調べてみた。
ワクチンの基本的な考えは、感染しても抗体(武器)の産生をすぐにできるようにすること。そうすることでウイルス量が増える前に退治出来ます。

インフルエンザワクチンの効果なら?
例えばインフルエンザワクチンの場合、接種するのとしないのではどのくらい発病に違いがあるのでしょうか。有効率で言えば60%というデータが出ています。
・ワクチンを接種しなかった方100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%)
・ワクチンを接種した方200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%)
→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=(1-0.4)×100=60%引用:厚生労働省
インフルエンザは型が多くあるので、感染は避けれないところがあります。
僕ら看護師はほぼ、感染しても重症化しないことを目的として接種しています。まさにシートベルトですね。
ワクチンを接種してもまずはソーシャルディスタンス
コロナウイルスのワクチンが日本でうてるようになったとしても、すぐに沈静化するわけではありません。
ワクチンの効果で重傷者をへらすことができれば、徐々に感染力が低下していきます。
しかし感染力は依然として高いでしょうから、基本はマスクと手指衛生が必要でしょう。
基本的な衛生とマスクで、インフルエンザの発生率も落ちることがこの1,2年で明らになりました。
これからはマスクを携帯するのがコロナ収束後も常識になると思います。
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