アンジェスはどこまで上がる?
はじめに僕の予想です。
アンジェスこれからの株価を考える時、2019年3月末の高値である1350円をどのように見るのかが重要になります。
この1350円を超えるか超えないかは、コラテジェンの薬価の決定がどう動くかによってかなり左右されると考えます。
薬価でかなり左右されますが、期待の意味も込めて2020年12月末は1500~2000円のレンジだと予想します。
アンジェスはやはり買いだった。
市場の想定よりもコラテジェンの薬価が高い場合は爆上げ必至です。
しかし僕の予想は、ある程度想定内の薬価になるのではないかと思います。
でも、いくらくらいの薬価が想定内なのか、素人の僕らには判断する基準がわからないのでしょうが。(笑)
だって、国内初の遺伝子治療薬です。専門家でもわからないと思います。
一つの目安は先ほども触れた2019年の3月末につけた1350円。
薬価発表までに思惑だけで1350円あたりまで上げる可能性は十分にあります。
実は、2019年3月末に当ブログで記事を書いていたのでここでおさらいします。
コチラの記事をみると、当時の僕がいかに舞い上がっていたかがわかります。
あぁ。恥ずかしい。(笑)
しかし、過去記事を見て振り返って考えれば今回の株価上昇も少しクールに分析できます。
前回は株価が急騰し、日々公表銘柄の指定、増担規制にかかり株価下落の要因になりました。
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なぜ600円まで下げたか。
先ほども述べたように、増担規制にかかったことは言うまでもなく株価下落の大きな要因です。
しかし、アンジェスからのIRリリースでもネガティブな情報はたしかにありました。
1つは薬価決定を先延ばしにしたことです。これにより上げの基調がいったんリセットされました。
今でも株主はこのIRがまだかまだ、と待っています。
アンジェスとしてもこの薬価が社運をかけるので慎重に協議を進めていると思います。
もう一つはHGF治療用製品(コラテジェン)の販売延期です。
この2つに嫌気され、さらには機関投資家の空売りもあり約半額まで値を下げました。
にしても下げ過ぎです。
2019年8月。株価上昇の原因は?
1つはまず下げ過ぎです。
HGFの承認決定、疑義解消、増資完了までしているのにいつもの株価当たりまで下げられちゃ、きついです。
個人的には下げても4桁を下回るのはおかしいくらいの材料が出ていると思います。
もう1つはすでにさっき書いていますが、HGFの承認決定、疑義解消、増資完了の3点です。
この3つがアンジェスがどうしても一番の強みです。
この強みがあるからこそ、何のIRもなく250円ほど上昇(8/15:663円→8/26:930円)したわけです。
他にもある!株価上昇の誘因
噂ではそろそろ薬価の発表があるのでは?
とか、
秋は学会のシーズンなので新たな発表があるのでは?
というような思惑もあります。
他にも、高血圧ワクチンの進捗状況や、
8月26日リリースのイスラエルBarcode Diagnostics 社との資本提携のような、あらたな事業を他にも発表する可能性もあります。
バイオベンチャー企業は、新しい薬を作ること、想像することが仕事です。
そのためにはいろいろな技術を使えるように横のつながりが必要です。
逆に、何の研究もしていないバイオベンチャーは死んでいるも同然。
Barcode Diagnostics 社との資本提携で新たに有効な抗がん剤の特定に必要な診断技術を取り入れたことになります。
個人的には、2019年2月リリースのイスラエルKamada社との基本合意後の進捗も気になるところです。
その内容は、日本などの先進国で薬事承認された医療用薬品は、同国(イスラエル)で追加試験を行うことなく承認される可能性が高いというものです。
日本での製品化は遅延しているなど慎重に行っているけれど、先にイスラエルで販売する可能性もあるかもですよね?
1年をかけて2020の年末には直近の高値である1350円を越して、2000円を目指しに行くのではないかと個人的には感じています。
とにかくこれからの株価の動向に注目です!
他にもおすすめの記事がありますので是非見ていってください。
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新型コロナウイルスを予防!アンジェスのDNAワクチンとは?
本日はこのような疑問に対しての答えになればと思い 記事を作成しました。
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