コロナウイルスのせいで外食に行くことも少なくなったなぁと思っていませんか?
もしコロナウイルスが収束した後、(それがいつになるのかは別として)どんな飲食店業界が残っているのでしょうか?
薄利多売のファミリーレストランは密を避けるため客数を減らさざるを得ません。
売上の柱である酒類の提供を行う居酒屋なども、 会社の飲み会や同窓会などが減ってしまう状況にあります。
経済面に体力のある飲食店しか生き残ることはできません。
あと何年続く?
イギリスの研究によると、日本のコロナウイルスが収束するのは2022年の夏と予測されています。
確かに日本にコロナウイルスワクチンが供給されるのも治験を経てなので、大規模に投与するとなると2021年の秋冬以降になるのかなというふうに考えられます。
しかし感染症で恐ろしいのはコロナウイルスだけではありません。
抗生物質が効かない細菌が増えている。
多剤耐性菌という言葉をご存知でしょうか?
多剤耐性菌とは、薬が効かない細菌のことです。これが年々たちが悪くなっています。
ある研究者の調べによると、2050年までに薬の効かない多剤耐性菌のせいで亡くなる患者さんが現在の死亡第一位の悪性新生物を抜くと考えられています。
例えば、高齢者や基礎疾患のある方、その他乳幼児など、免疫力が弱い人がこの多剤耐性菌に感染すると、人から人への感染が起きて死亡してしまいます。
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コロナウイルスが作ったニューノーマル
現在手洗いマスク消毒が徹底されている世の中になっていますが、コロナウイルスがもし収束してもこの新しい常識はそのまま継続されるべきだと考えています。
実際に2020年の1月から3月までのインフルエンザが流行する時期にもほとんどインフルエンザが流行しませんでした。

2020−2021シーズンはインフルエンザと、コロナウイルスのダブルの感染が起きると考えられていますが、実際はほとんどがコロナウイルスの感染症患者ばかりです。(2020年12月現在)

食事は自然と換気の良い施設を選ぶ様になる。
マスクをつけてさえいれば、ある程度どのような場所でも行くことができるようになりました。
しかし、食事をする際はどうしてもマスクを外さないといけません。
一番無防備な状況でどのような外食店が選ばれているかというと、実は焼肉屋です。
なぜなら、提供される肉は自分で焼いて食べますし、煙を排出するため換気の効率が良い設計で店舗が作られているから。
もともと日本では取り皿や菜箸などを使って取り分ける習慣がありますし、焼肉はトングで肉を焼いて食べますよね?
直接的な接触もなく、換気もできている焼肉屋は、店を選ぶ者にとっては安心のできる店舗だと思います。
もしも飲食店を開くのなら、感染症の被害の少ない飲食店を経営するのが賢明だと思います。
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